お父さんが子どもに食べさせたい

焼きドーナツを作ったお話。


40歳で初めてお父さんになった。

毎日子どもと一緒に過ごす時間は

とても大切で愛おしく、

日々の成長は何よりの楽しみだ。

僕が子どものころ

ドーナツが大好きだったことを思い出した。

記憶の中の僕は笑顔だ。目を三日月にして、

ニコニコ笑う息子を見たくって

生まれて初めてドーナツを作ってみた。

そして、わかったことがたくさんあった。

「こんなに砂糖が入ってたの?」

「こんなにいろんなものを

入れないといけないの?」

僕が初めて作ったドーナツを食べた

息子がくれたひと言。

「パパの作ったドーナツおいしいねっ!」

「おいしい」は魔法の言葉。

食べた彼だけでなく、

作った僕も幸せにしてくれた。

その時、僕は思った。

「お父さんだってできる!」

もっとおいしく、できたら砂糖は少なめで。

使う素材はシンプルに、

できるだけ安心なものを。

そうして、僕が息子に食べてもらいたい

素朴な焼きドーナツができ上がりました。

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